現在梶原アイクリニックで診療活動しております、福岡眼瞼下垂手術センターのサイトへようこそ。
当方では平成前半の時代から眼瞼下垂手術をまぶたの裏側から(経結膜)切開して行っております。ずっと継続しているからこそ、数年前ともまた少し違ったより良い方法に変わっています。
これは他院ではなかなか行われていないまぶた内部へのアプローチ方法であります。
すぐにできるけど、あえて行っていないのではなく、この手術法を習得した医師がきわめて少ないため、できないのです。おそらくスムーズに執刀できるまでになれば、積極的にこの方法を使うドクターのほうが多いだろうと予測します。
現在から過去数年間にこの国で眼瞼下垂手術を受けた患者様の人数よりも、眼瞼下垂という病気をわずらったまま診断されず、あるいは瞼がおかしい状態だと理解はしていても、周囲の人やテレビの有名人が眼瞼下垂手術で長く激しく腫れ長期に仕事を休まざるを得なかったり、最終的に腫れがおさまってもなんだか違和感のある目になっているのを見かけた等の理由で、手術で治すところまで決心がつかない人のほうが圧倒的に多数だと思われます。
自分のまぶたが病的状態だと気づき、思い切って手術を受ける段階まで進めた人はごく一部です。
これはいくつかの理由から、眼瞼下垂手術を検討されているけど現実的に仕事の休みがあまり長くとれないという事で二の足を踏んでいた患者さまに、福岡で皮膚に傷跡を作らずに治療ができ、仕事への復帰が早いという事が朗報だったようで、選ばれています。
※1日も休まなくてよいとは思いません。なるべく数日は休む事をおすすめしています。
しかし、まぶた裏から切開で眼瞼下垂を治療するという方法は、あくまで一つの手術法の選択肢であり、一般的に多くの病院や美容外科クリニック等で普及している皮膚を切って行う眼瞼下垂手術と比べて、裏側からの方法が何もかもが優れている、というわけではありません。
あなたが眼瞼下垂症という病気であり、治療する場所を求めておられる場合、まぶた裏からの切開(経結膜切開)で手術をするとどんなメリットやデメリットがあるでしょうか?まずはデメリットから書いていきます。
まぶた裏からの切開(経結膜切開)で眼瞼下垂手術をするデメリット
この手術の際に、二重線を作る事ができない。(「手術で作った二重になりたく無い」と思っておられる方も少数おられるので、その人にとってはメリットです。)
皮膚の切除(ある程度の面積を摘出すること)はできない
経結膜切開での眼瞼下垂手術をするメリット(利点)
一般にダウンタイムなどと呼ばれている腫れている期間が、皮膚切開の方法に比べると腫れが軽くて期間が短い事。
お正月やゴールデンウィークや夏休みなどの大型の連休以外でも、通常の土日休みのかたも受ける事ができる。
眼を閉じる役割の眼輪筋へのダメージを与える事が無いため、オペ直後でも目を閉じる事はスムーズにできる。術後経過の中で目が閉じないという段階はありません。わずかな差ですが、仮に複数回同じ手術を繰り返した場合、目を閉じる役割の筋肉に悪影響が及ばない事による閉じやすさの違いは明確になってきます。
修練したいドクターの方がおられましたら、当サイト管理人(医師)が相談に乗ります。
が、私のアドバイスを聞かない方は指導はできないです。